心理学のしぐさで右上を見る時とは?
ここでは、「心理学のしぐさで右上を見る時」についてお話します。
右上を見るしぐさを、心理学では理論家であるとされてます。
反対に、左上を見るのは芸術家だということです。
人間の脳というのは、右脳と左脳の2つに分かれています。
右脳は空間や感覚、芸術的なイメージを司り、左脳は論理や言語を司るのです。
また、視神経が交差しているので、右目は左脳が関わり、左目は右脳が関わります。
混乱しやすいですが、左右が逆になっていると覚えてくださいね。
ですから、論理的なことや言語に関わることを
考えている時は、視線は右上を向きます。
芸術的イメージを考えている時は、視線は左上を向いている状態になるのです。
このように、人が考え事をしている時は、視線の方向が変わります。
視線の方向を見れば、何を考えているのか大体は分かるということなのです。
心理学では人の視線には意味があると解釈されており、
上への目線は視覚的なイメージをあらわしています。
横の目線は、左が過去、右が想像を意味しており、
上下左右の目線の意味が違うのです。
目は口ほどにものをいうということわざがあるように、
目の動きに出る深層心理は隠せないのです。
今回は、視線の方向を右上に変えるしぐさから、
その人の深層心理を探る方法をみてみましょう。
一緒にいる相手が、右上を向いて考え込んでいる
この場合は、何か難しくてとても論理的なことを考えているんだな、
と判断していいでしょう。
嘘をついているとき人は右上を見る
左上を見るしぐさは、実際の過去の体験や記憶を思い出しています。
反対に、右上を見るしぐさの意味は、これから先の新たなイメージなのです。
想像をするときに、この方向に視線を向けます。
ですから、右上を見るしぐさは、嘘をついているときにでる言われています。
心理学を学べば、このように人の嘘を見抜くことが可能ですが、
絶対というわけではありません。
本来は過去のことを思い返すときは左上を向くはずの目が、
右上を向いていれば相手は嘘をついている、ということです。
さらに、過去は左上、想像は右上というのは右利きの人の場合なので、
左利きの人だと逆になるケースもあります。