仕草の心理で目とは?
ここでは、「仕草の心理で目」についてお話します。
「目は口ほどにものをいう」ということわざがあります。
目というのは自分の意志で制御しにくい分、目の動きと思考は密接に関係し、
心理状態や考えていることが表れやすいのです。
今回は、目線の向きを変える仕草から、
その人の深層心理を探る方法をみてみましょう。
視線が上を向いている場合
左上を見る仕草は、過去のことを思い出しているときです。
右上を見ている場合は、今まで見たことのないことを想像しています。
ですから、本来は過去のことを思い返すときは左を向くはずの目が、
右を向いていれば相手は嘘をついている、ということになります。
さらに、過去は左上、想像は右上というのは右利きの人の場合なので、
左利きの人だと逆になるケースがあります。
上目遣いの場合は、相手に対して受動的な心理状態で、
尊敬の念を抱いていたり、頼ったり甘えたりしたいという心理も併せ持っています。
視線がいつもより下を向いている場合
左下を見る仕草は、嗅覚・味覚・感覚などの感覚をあらわしています。
懐かしい香りやお袋の味などを感覚的に思い出したときに、
無意識に視線はこちらの方向を向くのです。
右下を見る仕草は、いわゆる独り言あらわしています。
スーパーで買い物中などの良く出ている仕草ですね。
不自然なまばたきが増える場合
緊張している、または不安な状態のときにまばたきの数は増えます。
本能的に相手の視線を避けたいという心理が働いており、
まばたきがいつもよりも増えることは、緊張や不安の高さに比例します。
会話の途中で急に相手のまばたきが増えたら、
それは緊張や不安を隠せないような話題でプレッシャーになっているということです。
実は隠したいことや触れられたくない話題である可能性が高いのです。
一方、何かを真剣に考えているときは、まばたきが少なくなる傾向にあります。
目線、視線からわかる心理が、明確になってきたことと思います。
相手の気持ちや行動に合わせて行動することで、
あなたの人間関係や仕事が成功する確率は高まります。
あなたらしさを生かしながら、心理を読み取って行動してみましょう。